どんぐりを拾おうと思い立ったら、どこに行けばいんでしょう?
私の住む地域では幸い小さな公園でも1本か2本のどんぐり(コナラが多い)が見つけられました。

 でも、最近になって「どんなところで拾えるんだろう?」というお問い合わせが多いことを知りました。
そこで、妻のアイデアと子供の情報から、これまで私がどんぐりを拾うのにどんな場所に行き、どんなふうに樹を探してきたか、を紹介いたします。皆さんの地域では拾える場所に違う特徴があるかもしれませんが、これらをヒントにして皆さんがどんぐりを拾える場所を見つけられたら素敵だなと思います。

1. どんぐりはどんな場所に落ちているんだろう?

1) 公園

 自分の住む近くの小公園(50m四方くらい)にどんぐりがあると一番いいですね。良く見ると1本くらい見つかったりします。
 大きめの公園(100mX300mくらい?)ならだいたいどんぐりの木がありそうです。
 自転車や電車を使って行く距離にある、避難場所に指定されているような大きな公園(野球場やプールがあるような)には、どんぐりの木は必ずあると思いますよ。

2) 自然の残る地形

 住んでいる近くに昔から変わらない丘やこんもりとした地形があったら、その周辺はねらいめです。
 住宅が建てられ始めても古い木などはそのまま残されていたりします、雑木林も残っているかもしれません。見に行ってみましょう。

3) 緑道・掘割跡地

 江戸時代には、掘割(水路)が数多く作られていましたね。この掘割の跡は、緑道になっていたり、水路をふさいで上に細長い公園ができていたりします。
 こんな場所はどんぐりの樹に合っているのか、意識的に植樹するのか、広葉樹が多く見られます。桜が植えてあることも多いですが、どんぐりの木もきっとありますよ。

4) 図書館・学校

 図書館に行ったら、建物の周囲を見てみましょう。大きな木があったら、チェック!
 学校の周りに植えてある木にも、ときどきどんぐりの木があります。

5) 古い家

 古い家には古い木が。単純すぎ?(^_^;;)
 どんぐりが落ちると掃除がたいへんなので、敷地の中にはたぶんありません。周囲を見てみましょう。

6) お寺・神社

 お寺と神社も候補ですが、やはり掃除がたいへんなのか境内にはないように思います(私は境内にあるのを見たことがありません)。入り口近くや裏の方を探してみましょう。
 それから、どんぐりの木があっても、お坊さんの朝のお勤めで、早朝のうちにきれいに掃き清められている可能性があります。夕方の方がいいかなあ。

 

2. 樹はどこにあるんだろう?

1) 秋が勝負?!

 場所の見当をつけても、どれがどんぐりの樹かわからないといけませんね。
 やっぱり、どんぐりが落ちていれば一番見つけやすいですね。10月から11月頃は、落ちていないか探してみましょう。(9月後半から落ち始めるようです。)
 では、秋以外はダメかと言うとそうでもありません。春になっても拾われなかったどんぐりが土に半分埋もれていたり、帽子だけが落ちていたりします。排水溝や潅木の茂みの中、地面の凹みなど、人の手の届きにくいところに転がったどんぐりが見つかったりします。
 そんなところをチェックしておき、秋に行くとどんぐりが拾えます。

2) 名札を見つける

 私有地では期待できませんが、公園や緑道などでは、樹の名前が書いてあるプレートがついていることが多いです。どんぐりの樹でなくても勉強になりますので、見て歩きましょう。

3) ちょっと勉強?

 どんぐりを拾ったら何のどんぐりか知りたくなりますよね。クヌギは特徴があるのですぐわかります(アベマキとの区別はできませんけど)。スダジイもわかります。でもカシ類は似ていて葉っぱで区別しなければなりません。簡単な図鑑が欲しいところですね。
 で、図鑑で樹の特徴を知ると、どんぐりが落ちていなくても、「あ、コナラの葉が落ちてる。」とか、「なんだかマテバシイの葉に似てるなあ。」とか、気になる樹が見つかります。(あれ?どっかで聞いたような>気になる樹 (^_^) )
 秋になったらその場所にもう一度行ってみましょう。(2年もののどんぐりの場合は、枝の先にどんぐりの赤ちゃんがついていますので、注意して見るとわかります。)

 

3. どんな機会にさがせばいいんだろう?

1) 散歩・ジョギング

 急いでいる時には視野が狭くなっています。のんびり散歩に出かけた時、ジョギングしている時など、どんぐりあるかな〜、トトロでもいないかな〜、っと歩いていると、時間が経つのも早いです。

2) ちょっと足を使って

 普段通い慣れた道、ちょっと遠回りしてみませんか?自分の住んでいる地域でも意外と知らないことが多いです。1本隣の路地を通って通勤したり買い物に行ったり、少しずつ道を変えて歩いてみると思いがけないところに公園などが見つかったりします。

3) キョロキョロ?

 いろいろなところを歩いても、やっぱり見ないと見つかりませんね。上を向いてそれらしい樹がないか、キョロキョロしましょう。でも、車や人にぶつからないように気をつけましょうね。(^_^)

番外) 旅行は楽しいですね〜

 いつも拾える訳ではないですが、旅行に行った時はやはりチャンスです。旅行はだいたい自然に恵まれている所が多い(と思うんですけど)ので、そんな時にはどんぐりを拾って帰りましょう。
 (注:国立公園などの中では、規則に従って、木などは折らないように気をつけてくださいね。)

 

4. いつ拾えるんだろう?

1) 毎年毎年拾えるんだろうか?

 どんぐりは毎年必ずなる訳ではないそうです。どんぐりの実をつけるには栄養が十分ないとできないそうです。「成り年」というのがあり、2〜3年周期でたくさんできたり少しだったり、気候の影響もあるようです。同じ年でも種類によってできたりできなかったりするそうです。

2) 季節

 秋です。(^_^)v
町中と山の近くではどんぐりのなる時期が違いそうですが、よくわかりません。

3) 時刻

 風の強かった日の翌日、早めの時間が一番落ちていそうですね。公園などでは掃除されるし、子供達も拾いますから。
このあいだ、図書館のどんぐりを拾っていたら、朝10時頃、掃除の人がやってきました。セーフ!

4) 持ちもの

 袋。なかったらポケット。
もちろん、なくても問題ありません。穴あきポケットは要注意ですね。ビニール袋は入れっぱなしにしておくと、かびが生えてしまいます。

 

5. どんなどんぐりを拾えばいんだろう?

1) 落ちたどんぐり

 木の上のどんぐりは高くて取れませんし、まだ若いかもしれません。落ちたどんぐりを拾いましょう。古いどんぐりは、乾燥していたり、虫が喰っていたりしますので、できるだけきれいなどんぐりがいいですね。

2) 帽子がないんだけど・・・

 帽子(殻斗)がついていなくても、育てるのには問題ありません。殻が割れていても大丈夫です(中まで割れているとダメです)。工作に使いたい場合は、帽子も一緒に拾ってきましょう。また、帽子があると何のどんぐりか判断するのにも使えます。(図鑑で見るには、葉っぱもあると良いです。)

3) あれ?穴が開いてるゾ

 穴が開いているどんぐりは、虫が卵を植え付けたどんぐりです。これは芽が出ません(と思います)。どんな虫が出てくるか知りたい人は持って帰って観察してみてもおもしろそうですね。

4) これ、何のどんぐりだろう?

 いろいろな種類のどんぐりを拾う時には、違う袋に入れましょうね。特徴のあるどんぐりはすぐわかりますけど、カシ類など何のどんぐりか知りたい時は、帽子と葉っぱがあると判断するのに助かります。(私には、難しいんですけど。)
 (どんぐりを調べるには、こちらをご参考にどうぞ。)あとは、図鑑で見てみましょう。

 

6. ダメだ〜!見つからないよ〜!

1) 調べる

 近所でなかなか見つからない時は、地図でそれらしいところに行ってみましょう。(地図を見るのは最初からやった方がいいですね。)
 遠くまで行く覚悟があれば、市や県の公園で雑木林があるようなところには必ずあると思います。(まあ、そこまでして拾いにいくもんでもないですね。)

2) 聞く

 それでも見つからない時は、聞きましょう。さて、誰に?
地元に長くいる人が良さそうですが、なかなか聞きにくいし、どんぐりがどこにあるかなんてきっと忘れてます。では、誰に?
 餅は餅屋。まず、子供です。「どんぐり、どこに落ちてるか知ってる?」って聞いてみましょう。
 それから、幼稚園・保育園です。秋の遠足にはどんぐり拾いやまつぼっくり拾いの行事がよくありますので、幼稚園の先生はきっと知っています。
 ただ、いずれも変な人って思われたり、誤解されないように十分、気をつけてくださいね。

では、皆さんの検討を祈ります。

 

おまけ (2004年8月追加)

どんぐりってどんなふうに大きくなるんでしょう。ただいま観察中(かんさつちゅう)。 (途中で観察しきれなくなりました、2005年にまた挑戦します。)

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